最近、ALSアイス・バケツ・チャレンジというのをよく聞くよね。
著名人が氷水をかぶったり100ドル(1万円)の募金をして、
次に同様のことを3人に勧めるというもの。
Facebookなどで爆発的に広がっているよう。
ALSとは、Amyotrophic Lateral Screlosisの略で、
手足やのど・舌など呼吸に必要な筋肉が、
だんだんやせて力がなくなっていく筋萎縮性側索硬化症という病気。
原因不明でなおかつ治療法も開発されていない難病で、
発症後3年~5年で半数の方は亡くなってしまうらしい。
年間、人口10万人当たり約1~2.5人がこの病気にかかり、
現在わかってるだけで日本全国で9,000人はいるとのこと。
メジャーリーガーのルー・ゲーリックという人がかかったことから、
アメリカでは『ルー・ゲーリック病』とも呼ばれているみたい。
難病情報センターの説明がとてもわかりやすい。
この氷水をかぶるという行為は、
慈善活動の資金調達として以前からあったようで、
2013年から2014年の冬の間にも、
冷たい水に飛び込むかがん研究のための寄付をするかって運動が、
アメリカのSNS上で人気だったみたい。
今回もALS患者と患者団体を支援する募金イベントとして、
アメリカから各国そして日本へと広まり、
ついには身近な友達まで指名されるようになってきた。
ただ、個人的にはちょっと違和感があるんだよね。
実のとこ、氷水はかぶりたくない。
風邪ひいたら奥さんに怒られるし・・。
募金も今は厳しいな・・・。
そして広まり方が気になる・・・。
これ、チェーンメールと変わらなくない?
昔でいう不幸の手紙。
せっかくいいことをしてるはずなんだけど、
なんか指名されるのが怖い。
そもそも誰も指名してくれないかもだけどね・・・。
けど、何かはしたい!!
ということで、特に誰からも指名されてないけども、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気を、
少しでも多くの人に知ってもらえるよう、
これを書いてみました。
もちろん誰も指名しないので、
共感してもらえたら、シェアなり、
友人などと話題にしてもらえたらなと。
寄付できるなら負担の無い額で日本ALS協会へ。